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ハリー・ウィンストン 〝キング・オブ・ダイヤモンド〟 輝きの謎

 ハリー・ウィンストンは「ヨンカー」や「ホープ」などの稀少なダイヤモンドに携わり、まさしく〝王〟の名にふさわしい歴史を歩んできたジュエラーだ。1989年の時計業界参入以来、独立時計師を起用した「オーパス」シリーズを掲げるなど時計製作においても新機軸を打ち出してきた。そんなハリー・ウィンストンが3年前、スウォッチ グループの傘下に収まり、注目を浴びたのも記憶に新しい。以降同社は、ブランパンとの共同開発のムーブメントを搭載するなど、先のオーパスのような超絶技巧ばかりではなく、極めて実用性の高いピースの開発にもいそしんできた。そんな昨今の歩みを物語る新作が、「HW ミッドナイト・デイト ムーンフェイズ オートマティック 42㎜」である。同コレクションでは女性用の直径36㎜も展開されており、数ある機構の中でも極めて芸術的な外観のムーンフェイズに焦点を当てているという点も、実にハリー・ウィンストンらしい選択と言えるだろう。


 ハリー・ウィンストンには、「鷹の目」と呼ばれる鑑定士がいる。通常、腕時計に使用されるダイヤモンドは高品質と呼ばれるものでもVS+が多いが、ハリー・ウィンストンにおいてはワンランク上のVVS+と認められたダイヤモンドのみが使用される。こうした既定の基準値に加えて、光の屈折を邪魔する位置への内包物の有無など、独自の基準と厳格な鑑識眼によって、さらに数%が削られていく。こうして選りすぐられたダイヤモンドのみが、最終的に〝ハリー・ウィンストンのダイヤモンド〟を名乗ることができるのだ。


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发布: adminxsxs 分类: 腕時計日記 评论: 0 浏览: 2
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