望月翔のブログ 時計について

ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー 巨匠たちが拓いた 新たな境地

イタリアを代表するファッションブランド、ロベルト・カヴァリ。

世界中のセレブリティに愛されるゆえんは、その豪奢な仕立てと、他社には真似できないプリント技術にある。

創業40周年を迎えた2010年、創業者のロベルト・カヴァリは「時計を作る予定がある」とメディアに公言した。

果たして、彼がコラボレーションを組んだのは、同じくユニークなスタイルを持つもうひとりの「巨匠」、フランク・ミュラーであった。



RV1G009L0101

10角形のケースを持つのが本作。ケースはカーボン製、ベゼルはセラミックス製(!)という構成を持つ。ベゼルの上面に筋目加工を施すなど、仕上げも凝っている。クォーツらしからぬ太い時分針を載せているため、視認性も良好だ。フランク ミュラー グループの経験を感じさせる1本だ。クォーツ(ロンダ5040)。カーボン(直径40mm)。50m防水。11万3000円。

 ロベルト・カヴァリというファッションデザイナーは、時計業界におけるフランク・ミュラーに似ている。両者はそれぞれの業界における新参者だったが、他にはないスタイルを生み出すことで、圧倒的な立ち位置を得た。ファッション業界に柄のプリントを普及させたのはカヴァリであり、とりわけラグジュアリーブランドがプリントのヒョウ柄を使うようになったのは、彼の出現以降である。ロベルト・カヴァリ ブランドの40周年に際し、『ニューヨークタイムズ』紙は、その創業者兼デザイナーをこう表現した。いわく「ヒョウ柄の帝王」。『ハーパースバザー』誌もまた「カヴァリはヒョウ柄の人生を歩んでいる」と記した。


 フランク・ミュラーもまた、ユニークなトノウ・カーベックスケースで地歩を築いた人物だ。カヴァリのヒョウ柄を真似してもオリジナリティーを発揮できないのと同様、フランク・ミュラーのケースを模倣しても、それは〝コピー〟としか理解されないだろう。


 そのカヴァリは創業40周年記念として時計をリリースしたい、と『ニューヨークタイムズ』に語った。果たせるかな、彼が手を組んだのは、同じような立ち位置にあり、しかも旧友のフランク・ミュラーであった。


Tags:

发布: adminxsxs 分类: 腕時計日記 评论: 0 浏览: 2
留言列表